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陸を歩く魚!エウステノプテロン

水陸両用の生き物で代表的なものはカエルやイモリといった両生類が浮かんでくるかと思います。
人類が生まれる遥か昔の古生代デボン紀には、ビックリの生態をもつ魚が存在していました。
シーラカンスではありません。エウステノプテロンと呼ばれる、魚なのにヒレを使って陸上へ上がることができるのです。

エウステノプテロンについて

エウステノプテロン(Eusthenopteron)を知ったのは子供の頃、病気で入院をしている時に友人がお見舞いで恐竜図鑑を持ってきてくれて、その恐竜図鑑に載っていたことで知りました。
その時は図鑑にユーステノプテロンと書かれていました。
図鑑のイラストでヒレを使って陸上に上がっている姿が印象的で、呼吸方法はエラではなく、肺呼吸だそうです。
なので、現在のアマゾンに生息するピラルクーやアロワナといった淡水に生息している肺魚のようにずっと水の中にいると酸欠になります。
定期的に水面に上がって空気を取り入れる必要があるのです。
ちなみにヒレには7本の指を持ち、泳ぐ際は、水中の草をかき分けていたそうです。

生息時期

約3億8500万年前だそうです。
詳細をいうと、古生代デボン紀中期末期〜後期初頭の境あたりだそうです。
北アメリカおよびヨーロッパ相当地域の水域に生息していました。
現在の四肢動物の祖先と考えられています。

魚類なの?両生類なの?

水面に上がってくることから、両生類に近いように思われますが、魚類に分類されます。
ただ、頭蓋骨の構造が最古の両生類に近いようで、両生類の直接的な祖先とされています。

何を食べていたか

肉食性で、他の魚類を捕食していたとされています。
ただ、今後の研究次第では、これらの食性が変わる可能性があります。

化石が発見され所蔵されている博物館

カナダのミグアシャ国立公園のScaumenac湾にて発見され、

にそれぞれ所蔵されています。

まとめ

古代魚といえば、シーラカンスを真っ先に思い浮かぶ人が多いかと思います。
シーカンスも魅力的ですが、「歩く魚」というものすごくわかりやすい特徴があるのがこのエウステノプテロンです。
図鑑で見て以来、小さい頃は気になって仕方がなく、大人になった今でも覚えています。
あまりメジャーな古生物ではありませんが、調べれば調べるほど魅力溢れる生物です。