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朝礼って意味なくね?無駄な習慣になり得ると思う理由や問題点

※釣りタイトルですが、朝礼そのものを全面的に否定するものではありません。
けっこう私の独断や偏見も入っていますのでそれらを踏まえたうえでお読みください。

朝礼って連絡事項を淡々と述べるだけならまだマシなのですが、
会社によっては、毎回無駄なスピーチしたりするところもあるので、そういうのは面倒だと感じます。

朝礼についての私の経験談・見解、無駄な朝礼をやめたほうがいい理由などを書いていきます。

私の経験談

現在はフリーランスで活動をしていますが、会社員時代に勤めていた会社では毎日朝礼がありました。
当番制になっており、当番の人は「職場の教養」という本を音読させられ、その感想を言うのが朝礼においてのルールになっていました。
感想を言うにしても、上司が思う感想と私が発言する感想で共感しない部分があれば、それについて指摘され、上司から非難を受けます。
職場の教養の内容には共感できる部分がある一方、正直、あまり同意できないような内容もあります。

この書籍自体を悪く言うつもりはありません。

ただ、職場の教養を音読する時間があったら、1日の仕事スケジュールを頭の中で整理し、業務フローについてまとめる方がよほど効率的といえます。
どうしても朝礼をしたければ、重要事項のみで十分だと考えます。

朝礼の必要性についてのアンケート

ちなみにNEXERがアンケートサイト「ボイスノート」に登録・仕事をしている会員1220人に対して実施した朝礼についてのアンケート調査では、

必要だと思わない: 54.6%
必要だと思う: 45.4%

という結果になっています。
これは朝礼のスピーチというよりも、朝礼自体をやる必要があるかどうかのアンケートになります。
回答した人の年代や職種・業種ごとに見られたら面白いですが、半分以上が不要と回答しているのが意外でした。

朝礼を肯定する意見

まず、他サイトから一部引用となりますが、朝礼を肯定する意見をのせてみます。
それに対しての私なりの意見も書きます。

社内の重要事項がシェアされる

これはわかります。
朝礼で発表することで情報格差を無くすという意見もありましたが、そもそも情報格差があること自体が問題なのでそのように感じた場合はマネージャ等、上司に相談したほうが良いといえます。

社員の士気を高める

朝礼で社員の士気が高まるというのは前時代的すぎる。と私は考えますが、これまで朝礼を習慣的に行ってきた人にとっては必要性のあるものだと感じるかもしれません。
さらに肯定派の意見としては、業績のよい人をみんなで表彰することで、さらに士気を高めるという狙いもあるそうです。

「優秀な社員を表彰する」ということ自体は、わかりますが、それは朝礼でやるようなことではないと考えます。
どうしてもやりたければ、朝の貴重な時間を割くのではなく、朝礼とは別に時間を設けてそこでやれば良いだけです。

それに社員の士気がもっとも高まるのは、一般論で考えても「高待遇」「正当な人事評価」「良質な人間関係」だと思います。
1日8時間の労働+残業1〜2時間だと想定すると、朝礼をやっている時間は無賃金で仕事をしているようなものです。
朝礼のために早期出社を強要され、無駄な行為(スピーチ、書籍の音読)ばかりを展開するので士気が上がるどころか士気が落ちました。(経験談)

コミュニケーションを促進する

朝礼では、メンバー全員が集まることで、普段あまり話をしないメンバー同士であっても、積極的にコミュニケーションをとれるという意見があります。
確かに朝礼に参加している全員が業務における目指す方向性が一緒で一丸となっていたら良い結果をもたらす場合もあるかもしれませんが、嫌々やっている人がいる場合は、「強制されている雰囲気・環境」なのでそこに良いコミュニケーションが生まれるとは考えづらいです。


朝礼を行うべきではない理由と問題点

自分なりに考えられる理由や問題点についても書いていきます。

仕事の取り掛かりが遅くなる

重要事項を数分で話す程度なら良いですが、取り掛かりが極端に遅くなると、こちらとしても予定していた1日の行動が計画的に動きづらくなります。
家族経営の朝礼あるあるですが、社長の話が長くなり、ものすごい時間がかかっている場合は非常に困ります。

大手企業では、部署、課、係ごとに朝礼があることが多いです。
これで1時間〜2時間以上無駄になります。
もうさ、さっさと時間を切り上げてさ、終わりでいいんじゃない?(適当)

業務時間とは別という扱い

これは会社によると思います。
会社勤めの人は、自分の労働力を対価として、会社と契約をすることです。
業務時間外に仕事をするということは本来、あってはならない行為です。

始業時刻前の朝礼は労働に該当するのか

残念ながら、労働基準法第32条の「法定労働時間」に抵触することありません。

弁護士事務所からの引用となりますが、理由は次の通りです。

 始業時刻前の朝礼は,例えば,就業規則等の会社規程により明確に参加が指示され,多くの従業員がこれに従っている場合や,明確な参加の指示がなくても,不参加の場合には査定や賃金において不利益がある場合には,使用者による義務付けがある,又は参加を余儀なくされているといえますので,労働時間にあたると考えられます。
弁護士法人四谷麹町法律事務所 労働問題FAQより

しかし労働法という法律で問題になっていないからといって納得してしまうのは話が違います。
法律のさらに上をいく憲法では、日本国憲法 第13条にある通り、

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

とされています。

無駄な朝礼をなくすには、どうしたらいいか

本当に不満があるのであれば、無駄であることを数字を入れて上の立場にいる人間に説明するとか(朝礼の○○を減らすことでこれだけの時間が確保でき、生産性が○%上がります等)すればいいと思います。
ただ、淡々と説明するのではなく、言い方には気をつけたほうがいいです。
なんの遠慮もなく、淡々と説明されても人によってはあまりいい気はしないので。
これで改善しなければそういう会社なんだってことで諦めて転職したほうがいいでしょう。

まとめ

いろいろ書きましたが、私の経験談として世間でブラック企業と呼ばれている会社ほど朝礼を重視する傾向にあると感じます。
これは根本を辿っていくと、日本人が古くから大切にしてきた儒教が悪い方向に影響しているのではないかと考えます。

ちなみに某団体が企画している朝礼コンテストという素晴らしいものがあるそうです。
そのようなコンテストで1位をとるよりも、仕事の実績で1位をとりたいですが・・・。

無駄な朝礼が習慣化している会社でそれを廃止させることは至難の業なので、どうしても嫌な場合は転職も視野に入れたほうがいいと思います。